こんにちは、イシコロです。
この記事では、「未経験からマーケティング職に転職したいけど、どんな方法があるの?」と悩んでいる方に向けて、私自身の経験を踏まえたキャリアのステップをお伝えします。エンジニアとしてキャリアをスタートした私が、どのようにマーケティング職に異動したのかご紹介いたします!
こんな方におすすめ
- 未経験からマーケティング職に挑戦したい方
- 事業会社のマーケティング部門を目指している方
- 現職でのキャリアチェンジを考えている方
- マーケ職に必要なスキルや戦略を知りたい方
- エンジニアとしてのキャリアに広がりを持たせたい方
結論:未経験からのマーケティング職は「社内異動」か「支援会社経由」が現実的なルート
実は、未経験でいきなり事業会社のマーケティング職に転職するのはかなりハードルが高いです。特に事業会社のマーケティング職の枠は限られており、大企業でも数名の応募枠を争うことになります。
だからこそ、社内異動で実績を積む、もしくは支援会社経由で経験を作ってから転職する。この2つが最短で現実的な道のりです。
未経験者が事業会社のマーケ職に転職する難しさ
「未経験歓迎」と書かれたマーケ職の求人もありますが、その多くは実際には“最低限の知識や経験”を求められるケースがほとんどです。
そのため、文面通り「未経験」な方が応募してもなかなか採用されないのが現実です。
もちろん、20代の半ばまでであればポテンシャルでの採用も可能性はありますが、ハードルが高いのが現実です。
現実的なキャリアパスは「社内異動」
社内異動の強みは、すでに社内での信頼関係が構築されていること。自社サービスや業界への理解もあるため、教育コストが低く受け入れられやすいのです。
私自身はエンジニア・営業の知見を活かしてマーケティング部門へ異動になりました。会社からのオファーと自身の希望がマッチしたことによる異動だったのですが、2000名以上の従業員数でも当時のマーケ組織は3名体制(後に6名)でしたので、社内異動でも狭き門ではありました。
もう一つの選択肢「支援会社を経由する」
支援会社では、展示会運営やメルマガ配信など、マーケティング業務に関わる実務経験を積めます。これが実績となり、事業会社への転職にもつながります。
「マーケ未経験でだけど絶対にマーケティングをやりたい」という方は、こちらの方法がおすすめです。
理由としては事業会社のマーケはそもそもポジションが空かないと移動すらか難しいという点と、事業会社のマーケは案外社内調整に追われてマーケに全力投球できません。
そのため、マーケのスキルを身につけたいという事が中心の軸であるなら、マーケの支援会社にいくことをオススメします。
マーケティング経験がエンジニアキャリアにも好影響を与える理由
個人的にはエンジニアの方もマーケティング職にはぜひチャレンジしてみてほしいなと思っています。
マーケティングで培った視点や経験は、エンジニアとしての価値を高めてくれます。
- ユーザー行動の分析力
- ビジネス視点での企画力
- 部門間連携スキル
DX推進やSaaS開発では、マーケ視点を持ったエンジニアが非常に重宝されます。
キャリアの方向性としてはITコンサルタントやPMなど大きく広がりを持たせてくれるので、チャンスがあればぜひチャレンジしてみてください!
マーケティングの基本を押さえるために
- Google Analytics(GA4):アクセス解析の基本
- MAツール(SATORIなど):リード管理
- SEO:検索順位を上げる施策
- CMS(WordPressなど):サイト運用の基本
このあたりはマストな知識となります。個別の説明は省きますが、こういった内容に興味があれば、マーケに手を挙げても良いと思います。
面接・職務経歴書でのアピール方法
「なぜマーケティングを目指すのか」「これまでの経験がどう活かせるか」を言語化することが大切です。
エンジニア出身であれば、分析力やツール操作など、強みとして訴求できます。
繰り返しになりますが、エンジニア×マーケの経験は市場価値がめちゃくちゃ高いです。理由は、シンプルにそんな経験をしている人材が少ないからです。
もちろん、エンジニア×営業や営業×マーケでも同じような事がいてますが、複数の職種の経験は転職市場で圧倒的な差別化ポイントになり得ます。
まとめ
未経験からマーケティング職へ転職するには、「社内異動」や「支援会社での経験作り」が有効です。そして、マーケ経験はエンジニアとしてのキャリアにも広がりをもたらせてくれます。
もしキャリアに悩んでいる方は、イシコロのサービスをチェックしてみてください。
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