こんにちは、イシコロです。
Linux技術者認定資格の定番「LPIC(エルピック)レベル1」。
これから受験を考えている方の中には、
「LPICレベル1ってどれくらい難しいの?」
「勉強時間はどのくらい必要?」
といった疑問や不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、LPICレベル1の難易度と必要な勉強時間、そして効率的な学習法について、資格保持者である私イシコロが実体験を交えて解説します。
こんな方におすすめ
- これからLPICレベル1に挑戦しようとしている方
- Linuxを学びたいが、難易度に不安がある方
- IT業界への転職・キャリアアップを目指す方
結論:LPICレベル1は「しっかり対策すれば合格可能」
LPICレベル1は「基礎レベルのLinuxスキル」が求められる試験です。
難易度としては「決して簡単ではないが、未経験でも合格は可能」です。
試験は「101試験」と「102試験」の2つに分かれており、内容も幅広いため「暗記だけ」では通用しません。
しかし、しっかり計画を立てて取り組めば、十分に合格できる難易度です。
LPICレベル1の難易度を詳しく解説
1. 問われる知識の範囲が広い
ファイル操作・ユーザー管理・パーミッション・ネットワーク・シェル操作など、Linux全般の知識が問われます。初学者にとっては、範囲の広さが「難しさ」と感じる一因です。
2. 実務経験がないとイメージしづらい内容も
設定ファイルの構造やサービス起動など、実際の環境に触れていないと理解しづらい問題もあります。そのため、未経験者にはやや取っつきにくく感じられます。
3. 試験は選択式でも油断できない
選択肢の内容が似ており、「引っかけ」が多いのも特徴。表面的な知識では正答できないため、理解を深めることが合格の鍵です。
勉強時間の目安
- IT未経験者:150〜200時間
- 基本的なIT知識がある人:80〜120時間
- Linux実務経験者:30〜50時間
「LPICは独学で合格できるか?」という質問もよく受けますが、結論としては「可能」です。ただし、上記のようにスタート地点により必要な時間は大きく異なります。
ちなみにイシコロは受験時点でITパスポート所持程度の知識でした。この中で言えば「基本的なIT知識がある人」の勉強時間内で合格できました!
効率的な学習方法
1. 教科書は繰り返すのが基本
「Linux教科書 LPICレベル1」などの定番テキストを2〜3回読むのがおすすめ。1回目はざっと読んで全体像を把握し、2回目以降で理解を深めていきましょう。
2. 問題演習はPing-tなどを活用
問題を解くことで知識が定着します。Ping-tは無料問題が豊富で解説もわかりやすいため、必ず活用したいツールです。
3. 実機操作で体に覚えさせる
Linuxは「読んで理解する」より「触って覚える」ことが大切です。VirtualBoxやクラウド上でUbuntuなどを構築し、実際にコマンドを打って学びましょう。
ただし、LPICレベル1程度であれば、実際に触れなくても合格は可能です。イシコロも「早く合格して遊びたい!」と思っていたので、参考書と問題集一本で対策しました。
4. 学習スケジュールは細かく刻む
「毎日30分」「週5日」など、現実的なペースで習慣化することが合格への近道です。
イシコロの体験談
私自身、LPICレベル1取得時は実務未経験に近い状態でした。
最初は用語や構文に戸惑いましたが、問題をとにかく解き続け、問題に慣れることで徐々に理解が深まりました。
問題演習 → 参考書 → 問題演習というサイクルを意識したことで、約2ヶ月の独学で101・102ともに合格できました。
まとめ
LPICレベル1は、Linuxの基本を体系的に学べる良質な資格です。
範囲は広めで一見難しそうに見えますが、しっかり対策すれば十分合格可能です。
Linuxに初めて触れる方も、実機操作と反復学習を組み合わせることで、着実にスキルが身についていきます。
IT資格でお困りなら相談のります。
実際にイシコロも複数のIT資格を所有していますので、あなたに最適な資格選びも一緒に考えます。
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