こんにちは、イシコロです。
今回は、これからITスキルを学びたい初心者の方に向けて「SQL(エスキューエル)」という言語について、やさしく丁寧に解説していきます。
「SQLってよく聞くけど、そもそも何?」
「プログラミング未経験でも理解できる?」
そんな疑問を解消しながら、データベースの基礎もあわせて学べる内容です。
こんな方におすすめ
- IT業界に興味があるが、何から学べばよいかわからない方
- データベースやSQLについて基礎から知りたい方
- プログラミング初心者で、実務に役立つ技術を身につけたい方
- データ分析やWeb開発に挑戦したい方
結論
SQLとは、データベースの中にある情報を「検索したり」「追加したり」「変更したり」できる言語です。
初心者がITスキルを学び始めるなら、SQLから始めるのも選択肢のひとつです。
ちなみに、イシコロ自身もエンジニアのキャリアをスタートした際、最初に学んだのがSQLでした。個人的には、C#やJavaなどのプログラミング言語よりもずっととっつきやすく、理解が進みやすかったのを覚えています。
「プログラミングに自信がない…」という方もご安心を。SQLを中心にしたキャリアパスも十分にありますので、「エンジニア興味あるけどプログラミングさっぱり」という方にもおすすめです!
データベースとは?
まずは「データベースって何?」というところから解説します。
データベース(Database)とは、一言でいうと「情報の倉庫」です。たとえば、
- ネットショップの「商品一覧」
- 会員制サイトの「ユーザー情報」
- 病院の「診察記録」
こうした情報を、見やすく・使いやすく・正確に管理できるのが「データベース」です。
特に、現在広く使われているのが「リレーショナルデータベース(RDB)」という形式。Excelの表のように、行と列で構成された「テーブル」という形でデータを管理します。
このリレーショナルデータベースを操作するために使う言語が、SQLです。
SQLとは?
SQL(Structured Query Language)は、1970年代にIBMが開発し、現在では国際的な標準規格となっている言語です。
英語の命令文に似た構文で、読み書きしやすいのが特徴。データベースに「こうしてほしい」と命令を出すと、その通りにデータが処理されます。
たとえば、
SELECT * FROM 顧客;
と書くと、「顧客」というテーブルから全ての情報を表示せよ、という意味になります。
SQLでできる主なこと
- SELECT:情報を「検索する」
- INSERT:新しい情報を「追加する」
- UPDATE:既存の情報を「更新する」
- DELETE:不要な情報を「削除する」
これらの命令を覚えれば、基本的なデータ管理はバッチリです。
他にも命令文は山ほどあるのですが、基本的に使うのは上記です。最初はこれらを組み合わせて業務をすることがほとんどですね。
SQLが使われている場所
SQLは実は、私たちの身近なサービスでも使われています。
- SNS(Twitter、Instagramなど)での投稿やアカウント情報管理
- ECサイトでの商品の検索
- 銀行システムでの残高照会
すべての裏側で、SQLによってデータの操作が行われています。
SQLを学ぶことで得られるキャリアパス
SQLは業界を問わず使われており、学ぶことで以下のようなキャリアに活かすことができます。
- データベースエンジニア:DB設計・管理の専門家として活躍
- データアナリスト:SQLで抽出したデータをもとにビジネス分析
- Webエンジニア:バックエンドでのデータ連携にSQLが必須
- マーケター:SQLでユーザーデータを分析し、施策に活かす
実際にイシコロも、SQLを使って展示会のリード分析や、Webからのコンバージョン改善施策に活用してきました。技術だけでなく、ビジネス成果にもつながるのがSQLの魅力です。
SQLを学ぶメリット
- 英語に近いシンプルな構文で学びやすい
- Web開発、マーケティング、業務改善など幅広く使える
- 多くのIT職種で「必須スキル」とされている
ITに不安がある方も、まずはSQLを通じて「データとの向き合い方」に慣れていきましょう。
まとめ
SQLは「データを扱う言語」の基礎であり、初心者が最初に学ぶべきとても大切なスキルです。
難しいイメージがあるかもしれませんが、実はシンプルな構文でできていて、誰でも始められます。
「プログラミングが苦手だけどITに挑戦したい」
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